八王子市

2015年10月29日 (木)

高尾山にて

今日はあいにくの曇り空ながら、平地では上着一枚でちょうどよいくらいの陽気。
しかし電車で高尾駅まで来るとヒンヤリしてやっぱり山の空気は違う。
まだ紅葉にはちょっと早いです。
Takao300今日はリフトに乗りました。
Takao301リフトなんて…これまた何年ぶりだろうー。
私は天橋立で乗ったとき以来です。
Takao302高尾山のリフトは山麓駅~山上駅まで礼所用時間12分、けっこう長い距離があります。
途中で観光撮影もやってます。
ウチらはもちろんNo thank youでしたが、こういうお仕事も大変だなあ。
Takao303薬王院の境内まで来ましたが、ここでも紅葉はそんなに色づいていませんね。
Takao304精進料理をいただいた大本坊の入り口に掲げられた大きな提灯。
Takao305法螺貝の音に先導されて御本堂の護摩祈祷に向かわれるお坊様の一行を拝見しました。
Takao306高尾山を歩いていると、所々に六根清浄石車があります。
上に黒い球形の石、台石に石車がはめ込まれているのですが、上の石には目、鼻、耳など人間の体の六つの感覚器の名称が刻まれています。
実は私、このところ少し耳鳴りがするので一生懸命「耳」の石を探したら…御本堂の背後の御本社の横で見つけました。
「耳」の六根清浄石車をぐるぐる回し、耳が良くなるように念じます。
Takao308山を降りる前に十一丁目茶屋でちょっと休憩。
見晴らしの良いテラス席に陣取ります。
山の中にゆずのような黄色い実が生った木を見つけました。
Takao309いただいたのはコーヒー450円。
注文は前金制です。
コーヒーは遊び心のある陶器のカップで出てきます。
Takao310山で飲むコーヒーは旨いですね。
今日は妹がいっしょだし。
Takao311帰りもリフトで下る。
ちなみにケーブルでも同料金、しっかり観光カメラマンもいます。
Takao312お土産は有喜堂本店高尾まんじゅう(一個100円)。
茶と白の二色があり、茶色はつぶ餡、白色はこし餡入りでした。
Takao313有喜堂本店前のコスモスがきれいだったのでちょっと激写。
Takao314有喜堂さんは明治30年代創業、薬王院御用達という老舗。
近くに甘味のお店も出していて、お腹に余力があれば立ち寄りたかった。
実は、高尾山にはほかにもお目当てのお店があります。
高尾山は最近、京王線の高尾駅に隣接して温泉がオープンしたことでも評判のエリア。
今日は平日なので特別にしても当分は混雑するでしょうが、新そばの季節などにまた行ってみたいです。

高尾山 薬王院のもみじ膳

急に秋めいてきた10月下旬。
代休を取り、妹を誘って高尾山薬王院へ精進料理を食べに来ました。
秋の平日は、予約なしで2,800円がいただけるのです。
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この夏、〈そば膳〉はいただきましたが秋に来るのは初めて。
数年前、テレビ東京の旅番組で初めてその情報を知って以来、ずっと来たいと思っていたのですがやっと念願が果たせました。
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精進料理は夏と同じ大本坊でいただけますが、今回は1階が会場となります。
入り口で代金先払いするシステムは同じ。
Takao001のお品書き。
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【もどき弁当】
 煮物 豚角煮(車麩)
     造り まぐろ赤身(トマト)
 いか刺し いくら(蒟蒻)
 焼き物 うなぎ蒲焼(大和芋) とろろ
 浸し ほうれん草浸し つみれ(おから)
【揚物】 とり唐揚げ(小麦グルテン)
 ウィンナー(大豆)
 マヨネーズ(豆富)
【鍋】    湯豆富 ポン酢
【酢杯】 権現力(ブドウ酢)
【前菜】 大根サラダ
【飯】    大豆のご飯
【汁】   きのこ汁 赤だし仕立て あみ茸 なら茸
【甘味】 そばの汁粉

広い会場の一隅にはご飯・お汁・サラダ・飲み物(薬王茶と権現力)そしてお汁粉のセルフサービスコーナーが用意されている。
妹は「たいそうな料金取ってるのにセルフサービスなんて…」とブツブツ言っています。
私は、好きなものを取り放題なのだからむしろ太っ腹だなと思って抵抗はありませんでしたが。
Takao005パットに山盛りの大根サラダ
Takao010別にお膳が出てくるのだが、居合わせたお客さんたち(ほとんど女性)がみな我先にご飯やお汁を取りに行ってるものだから、つられて私も「早く早く」という気持ちになってついこんなに。
(ちなみに妹は私と違ってこういう時はドライでマイペース)
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大きな炊飯器にどっさりと入った、大豆の炊き込みご飯
ごくうすい塩味であっさりと炊きあがってます。
Takao200いろいろな種類のきのこ、大根、ニンジンなどが入った赤出し仕立てのきのこ汁
Takao201大根サラダ
桂むきの大根に水菜、ひよこ豆、赤えんどう豆、青えんどう豆などお豆たくさん。
和風ドレッシングを添えて。
Takao202酸っぱい権現力のジュース。
妹は「ソーダで割ればいい感じだね」と言ってました。
Takao203これではまるで大根サラダ定食ですが、メインのお料理がなかなか出てこないのでつい食べ始めてしまう。
メインが出てくる前にお腹いっぱいになりそうな危機感。

15分ほども待ったところで、ようやく赤いお盆に乗ったお膳が運ばれました。
お弁当箱に入ったもみじ膳、湯豆腐、揚物。
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もみじ膳の蓋をあけると松花堂弁当風なのですが、右下のスペースが空いている。
何だろうと聞いてみたら煮物を入れ忘れられていたことが分かり、取り替えてもらいました。
Takao204すでにご飯とお汁はけっこう食べていたので、写真撮影のため急きょ追加盛り。
あとサラダもお代わりを貰いました。
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お弁当箱の箱を取った光景。
目にも綾な精進料理ですね~。
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豚の角煮に見立てた車麩の煮物
さいきん自分でもよく車麩を煮ているのですが、やっぱりプロが作ったのはとろっとしてお味が染みていて美味しいな~。
Takao206まぐろ赤身はトマト、いか刺しいくらは蒟蒻。
茶色いとろとろしたのは海藻だと思う。
紫色のツマが口に入れるとぷちぷちした食感で、妹と何だろうねと言いながら食べていたのですがもしかして色付けした春雨の素揚げとか?
Takao207うなぎ蒲焼に見立てた大和芋とろろ
蒲焼きは芳ばしく、とろろはごはんにかけていただく。
Takao208ほうれん草のお浸し
ほうれん草の白和えにトッピングされた松の実がパリパリとして心地よい食感。
お品書きにはつみれ(おから)とありましたが代わりにムカゴが添えられていました。
Takao209小麦グルテンのとり唐揚げ大豆のウィンナー
マヨネーズまで豆富で作ったという凝りよう(本物よりやや固まった感じ)。
この揚物が本当に肉としか思えない出来で私は食べていて何だか不気味なほどだった。
知らないで食べたら分からないのではないか。Takao210
紙鍋でコトコトと煮える湯豆富
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湯豆富の薬味はポン酢とスダチを添えた大根おろし。
Takao212お豆の旨みが感じられて美味しいおとうふでした。
Takao213ご飯は何とか食べ切ったものの、お汁とサラダは食べ切れませんでした。
欲張ってお代わりまでしたのに…自分の意地汚さが恨めしい。
夏に来た時と違って今日は精進料理を食べに来るお客さんがひっきりなしに訪れて大賑わい。
日本人の奥さんを連れた外国さんもいたし、チベットのお坊さん風のグループもいた。
ご飯はあとで追加補充されていましたが、私たちが大本堂を出る頃には『完売』の札が出ていました。
やはり秋の方がお客さんも多いんですね。

さて、お腹は一杯だけどデザートは別腹。Takao214
白玉団子の入ったお汁粉が最高。Takao115
このお汁粉が今日いちばん美味しかった!!なんて。
(どこにそばが入っているのか分からなかったけど…)
Takao216秋の高尾山を堪能した贅沢ランチでした。
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2015年8月21日 (金)

高尾山 喫茶小坊一服の力ソフト

薬王院のそば膳は美味しかったけどデザートが付きません。
それで目をつけたのが境内にあるお休み処・喫茶小坊一福(きっさこぼういっぷく)ソフト(りきそふと)350円。

紫色のソフトクリーム。
お寺限定ブドウ酢を使ったということですが、言うなればファンタグレープ。
Riki1私、グレープ味苦手なんだ…酸っぱくてさ。
ぶどうは好きですが。

お店のメニューは、こんなん。
Riki2「喫茶小坊一福」という名前は仰々しいですがほんの屋台です。
ただ、そばに幾つか縁台などが出ているのでソフトクリームを食べるのには便利でした。
店名から推すに、お寺で経営しているのかな。

高尾山 薬王院のそば御膳

高尾山薬王院には、むかーし母と妹の三人で予約して精進料理を食べに来たことがあります。
あの頃は母も高尾山に来れるくらいピンピンしていたのにな…。
その後は社用で麓まで立ち寄ったことがあるくらいで高尾山にはずっとご無沙汰でした。
それが2、3年前、テレ東の旅番組を観ていて高尾山薬王院で予約なしに精進料理が食べられることを知りました。
ただ期間限定の平日だけということで、なかなか行く機会がありませんでした。
8月も終盤に差しかかった金曜日、満を期してやって来ました。

仁王門への石段手前にこのような立て看板が。
夏のこの時季、予約なしでいただけるお料理は「そば御膳」といいます。
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その先にもこんな看板が。
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看板に導かれてまっすぐ進んだ先に大方丈があります。
ここが食事会場とのことです。
Takao003立派な建物の玄関先で受付のおじさんに案内を乞うとすぐなかへ通されました。
Takao005ここにも大天狗のお面。
京王電鉄の寄進なのね。
Takao006黒光りのする階段を上がって2階へ案内される。
Takao0072階の廊下を進んでいちばん奥の部屋へ。
Takao008大きな座敷の入り口にある受付にお坊さんなのか分かりませんが担当の男性が現われ、ここで代金を先払い。
この担当者さんは作務衣のような服を着て髪は短く刈っていますがお坊さんかどうかは分かりません。
受付のところにはちょっとしたお土産コーナーがあり、高尾山の薬王茶やお酒、精進料理の本などが置いてあります。
Takao200天狗さんが抱えているのが薬王茶のペットボトル。
Takao201お飲み物のお品書き。
まあお茶は出るだろうと思って別には取りませんでした。
Takao202お食事会場になっている大広間。
水引を使った展示などが飾られています。
Takao009お座敷には冷水と薬王茶のセルフサービスのコーナーがあります。
私はまず暑いので冷たい水をぐいぐい、ひと息ついたところで薬王茶もいただきます。
薬王茶はすっきりとした飲みごこち。
Takao010受付でわたされた、本日の「そば御膳」のおしながき。
ホームページとも、外の看板の献立とも微妙に違ってます。
季節ごとに、また毎日の仕入れによって食材も変わりますからね。
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受付で献立表といっしょに渡された記念のしおり。
書かれている言葉や色はいろいろあるみたいで、私のところに来たのは“負けて勉強をする”というピンクのしおり。
はて、そのココロは何と心得たらよいのか?
Takao012ちなみに薬王院のホームページに載っている「そば御膳」のお品書きは次のとおり。
そば御膳 献立
竹篭 桜豆腐 のらぼう菜浸し 新じゃがいもと小蕪のボルシチ風
箱   田舎そば 桜そば 大豆めん 昆布出汁のそばつゆ
平鉢 とろろ汁
揚物 葉山葵 クレソン 大豆ハムカツ
飯   玄米雑穀ごはん香 ふきのとう甘酢漬けで

で、15分ほど待って女性スタッフさんの手で運ばれたそば御膳1,800円がコチラ。
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竹篭と御飯の蓋をとった光景。
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美しく整えられたお膳。
食べるのが惜しいようです。
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私は受付開始の11時に一番乗りしましたが、続いて5、6組のお客が入って来ました。
1人で来る人もいます。
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それでは本日のお品書きに沿ってお膳の上のお料理をみていきましょう。

小鉢 ピーナッツ豆腐
つるんとした涼しい口当たり。
ただ、特にピーナッツのような味はしません。
Takao104角皿 豆腐蒲焼き 伏見唐がらし じゃが芋
豆腐の蒲焼きはあんがいさっぱり風味。
意外だったのがジャガイモで、甘辛のたぶん味噌で炒り煮したような素朴な味つけ。
Takao105小平 生芋こんにゃく トマト寄せ
こんにゃく刺しはぷるぷるとした舌触り。
それ自体に味はないので、添えられたお醤油と、そのそばにある海藻を似たような茶色っぽい薬味といっしょに食べる。
赤いのはトマト寄せ、甘くないトマトゼリーみたい。
夏らしい一品。
Takao106箱 田舎そば へぎそば 大豆めん 昆布出汁のそばつゆ
ひきぐるみというのか少し色の黒い田舎そばに海苔の風味がつるつるとしたへぎそばと、珍しかったのが大豆めん。
大豆めんというのは初めてですが、その名のとおり大豆をすりつぶして練り込んであるらしくボソボソとした食感。
すぐにはなじめないけど、珍しいですね。
Takao107竹篭 とろろ汁
揚物 大豆ハムカツ にがうり いんげん おくら
大豆ハムカツは、野菜と分かっているから私は安心して食べられます。
確かにハムを思わせる、ゴムのような噛みごこち。
とろろ汁はゴハンにかけるのか、おそばにつけるのかどうしようかと思いましたが、ごはんにかけていただきました。
あとで受付の人が別のお客さんに「とろろはごはんにかけてもお蕎麦に入れてもお好きに」と説明していました。
それなら私も説明してほしかったなあ。
Takao108飯 玄米雑穀ごはん
玄米にいろいろな雑穀が混じったご飯。
ふだん食べてるご飯と違って田舎っぽくておいしい。
Takao109香 胡瓜ぬか漬け 芽れんこん梅酢漬け
美味しい漬物はごはんのいい箸休め。
Takao110受付をしてくれた男の人が「そば湯が来ますのでしばらくお待ち下さい」と言うので、食べ終わった後もしばらく待っていました。
よほど経って、別の女の人に「そば湯はまだですか」と声をかけましたが「いま取りに行ってますので」
取りに行く?
もう少し待って、やっと男の人がそば湯の入ったポットを持って来てくれました。
Takao111〆のそば湯はうすかったです。

このそば御膳は8月末までで、もうすぐ終了。
秋の観光シーズンの平日はまた季節の精進料理が予約なしで食べられるそうです。
ただ、秋は中間決算もあるしイロイロあって平日休むのは難しいんだよなあ。
でも、機会があれば秋のお料理も食べたいです。