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栃木 あぶでんの田楽盛合せ

足を延ばして、嘉右衛門町にある油伝味噌(あぶでん) へ。
栃木ではいちばん楽しみにしてきたところです。

こちらは江戸天明年間に油屋として開業し、江戸末期より味噌の製造をはじめました。
店の前を通る例幣使街道は京都から日光東照宮へ幣帛を奉納する勅使が通った道。
いまでも重厚な見世蔵や白壁の土蔵群などが残り、落ち着いた佇まいのある町並みです。

Abuden0建物は明治時代の土蔵他5棟が国の登録有形文化財の指定を受けており、その店舗の一角で味噌田楽店が併設されています。
この日は日曜日とあって、奥まったところにある蔵では何かのイベントが開催されていました。

日が射さない昔ながらのうす暗い茶屋の内部。
囲炉裏を切った小上がりもあります。Abuden02田楽盛合わせ500円はとうふ、里芋、こんにゃくの三種。
注文するとお店の人が奥の炭火コーナーで田楽を焼き、でき上がったお皿をこちらに運んでくれます。
お会計はお皿と引き換えにテーブルで払うシステム。
キャッシュオンデリバリーというわけです。
Abuden1
とうふは白ごまをふった辛めの味噌、里芋は少し甘めの味噌、こんにゃくは黒い味噌と、三種の具にそれぞれ違う味噌が使われています。
Abuden2
天然醸造の味噌を使ったタレでいただく田楽は昔からの味です。
Abuden3
味噌がたっぷり塗られて焦げ目が芳ばしい。Abuden5どれも素朴な旨さでしたが、とりわけほくほくした芋串田楽がお気に召しました。

あぶでんのお品書きは、ほかに伝兵衛もち200円、ビール600円、原酒400円、地酒400円、甘酒200円、コーヒー300円、アイスクリーム160円。
伝兵衛もちというのはワラジ形の五平餅と同種のもので、こんど食べてみたいです。

18年間忘れられなかった味に再会できた喜びを噛みしめた幸せな一皿。

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