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2010年11月17日 (水)

深大寺 湧水の湧水そばとそば羊羹

晩秋の一日、突然休暇が貰えることになりました。
貴重な平日ランチを味わえる絶好の機会です。
そろそろお蕎麦が美味しくなった季節なので、久しぶりに深大寺を訪れることに決めました。
今年は『ゲゲゲの女房』の効果でさぞ人出が多いのでは…と思いやられて、人込みが嫌いなワタシとしてはずっと敬遠していたのです。

さてその日、天気は未明から生憎の小雨模様。
そして12月並みという、この秋いちばんの冷え込んだ朝となりました。
しかし、こんな日だからこそかえって人も少ない、静かな門前の趣きを楽しめるのではないかと初心貫徹いたします。

三鷹からバスに乗って深大寺入口で下車。
その名も深大寺通りという街路樹が風情ある道すじに、何軒かのお蕎麦屋さんが軒を連ねています。
そのなかの一軒、湧水さんにお邪魔しました。
ブログなどではかなり評判の良いお店で、今回は是非コチラで…と狙いをつけてきました。
店頭では、イケメンの店員さんによるそば打ちの実演風景が見られます。

0
注文したのは、一日50食限定だという湧水そば750円と、野菜天400円。
この湧水そばは国産そば粉だけを使った二八そばだそうで、詳しい産地などは店内に書いてあったらしいですが見落としちゃった。
ちなみに、外国産のそば粉を混ぜたふつうのもりそばだと600円。
さむ~い日だけど、ここはせっかくなので名物の湧水そばを注文しなきゃなあ…うん…。
しかし、ひと目見て「量が、少ない…」と思う。
でも大盛り(150円増し)にするほどでもないし。
1
国産のそば粉のみを使用した、喉越しツルツルの極上の味わい。
薬味は刻み葱と山葵。
まだ開店早々で、暖房がまだきいていない店内は外気と同じくらい寒いです。
そのなかでコートを羽織ったままいただく冷たいお蕎麦は歯にしみるほど冷たい…。
そして上質のそば粉の味わいが、心と身体にじいんとしみいります。
でもやっぱりもっと食べたかった…。
2
野菜天は、なす・ししとう・かぼちゃ・大葉・三つ葉。
薄い衣で、かりっと揚がっています。
そばつゆとは別に天つゆを出してくれるのが嬉しいです。
3
食後に、お店のホームページから印刷したクーポン券持参でそば羊羹のサービスがあります。
お皿に三切れのって一人前。
お口直しに、しば漬け、ちょこん。
そば湯といっしょにいただきます。
お茶も新しく入れ替えてくれました。
このあともお店をハシゴする予定だし、お蕎麦のあとに羊羹なんか食べちゃって大丈夫かなと思っていたのですが、何しろお蕎麦が少量だったのでその心配は無用でした。
4
実はあまり期待しなかったのだけど、これがどうしてどうして絶品!
半透明のそば羊羹はほとんど甘みがなくて、そのあいだに挟まれた小豆の寒天寄せもごくあっさりした甘さ。
プルプルした感触が素晴らしい!
また食べたい!!
5
店内見回していたら、“たぬき豆腐”と書かれた黒板に目がとまりました。
たぬき豆腐?
ワタシは初めて聞きましたが、その下の写真を見るとどうも、たぬきそばのようなツユに奴に切ったおとうふを入れて、卓上で熱々に温めて食べるという料理らしいです。
こんな寒い日、おそばと一緒に食べたらさぞ身体がぬくまっていいだろうな~。
こんど、ウチで作ってみよう。

お店の人は「まだ店内が寒くてすみません」とか、「雪の降りそうな日ですね」「雨の日にありがとうございます」とお客さんに声をかけてくれて腰が低いです。
今日は平日だからゆったり食べられましたけど、休日は行列ができるというしこんなものじゃないんだろうな。

「深大寺そば」を有名にしたのは
江戸時代、深大寺の北の台地は米の生産に向かないため、小作人はそばを作り、米の代わりにそば粉を寺に納め、寺ではそばを打って来客をもてなしたのが、深大寺そばの始まりと伝えられている。深大寺そばを有名にしたのは、元禄年間、深大寺の総本山であった上野寛永寺の公辨法親王(輪王寺門跡 東叡山門主)に献上したところ、親王は大いに賞賛なさり将軍家や全国の諸大名に広く推奨された。そのため、深大寺そばの名が高まり、多くの家から「深大寺そば」の使者が立つほどになった。
(深大寺門前の観光案内所で配布している『深大寺散策マップ』より)

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