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水天宮 江戸菓子匠つくしのおでんとお赤飯+ゴールド人形町風鈴あんみつ

明治10年(1877)創業という人気甘味処・江戸菓子匠つくし
水天宮から通りを隔てたすぐお隣です。
このあいだプリンが食べられなかったのが悔しくて、今日は〈三隣亡〉だから門前町も空いてるだろう?と狙ってやって来ました。

まずは店頭に居られた「いかにも江戸っ子らしい大女将」に「プリンありますか?」と聞き、「焼きたてがございます」という応答を確認して入店。
店番は、この大女将と「やたら腰が低い若女将」「細面のご主人」の三人みたい。(この相関図は推定だけど)
和菓子やお赤飯、おいなりさんなどを並べた店舗の奥がこぢんまりとした茶寮になっています。
土曜日の12時前だというのに、ワタシが入ったときはお客さんは誰もいませんでした。
大安とか戌の日でなければこんなものなのかな。
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茶寮では甘味だけではなく、お赤飯、茶飯、おいなりさんやのり巻き寿司といった食事メニューも用意されています。
ワタシはまず、おでんとお赤飯1,000円をいただきます。
この「つくし」さんでは、店の各種商品をとにかく水天宮のご利益に結び付けてPRを図っています。
このお赤飯は、 〈水天宮招福赤飯〉 だそうで…。
1
おでんは大根、玉子、揚げボール(2個が楊枝に串刺し)、はんぺん(写真ではほかの具に完全に覆い隠されている)、竹輪、こんにゃく、昆布と具沢山。
カラシが添えられています。
おでんのツユは、これがかなり「甘い」。
ワタシ、こんな甘いおでん初めてです…。
でもそれぞれの具のほうは、しっかり煮込まれていながら、不思議とくど過ぎないお味に仕上がっています。
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それほど赤くないお赤飯は、お茶碗に軽く一膳。
おでんに比べてあっさり目の味付けで、ご飯粒はけっこう硬いです。
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三つ葉とお麩のお吸いもの。
おだしがいい風味。
4
おこうこはきゅうりの浅漬と古漬、にんじん。
ぱりっとした浅漬が美味しかった。
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食後、いよいよゴールド人形町風鈴あんみつ950円を…。

ゴールド人形町風鈴あんみつは、大きめのガラス鉢に盛りつけられています。
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メインは人形町風鈴。
風鈴と書いて“ぷりん”と読ませるのが粋だねぇ。江戸っ子だねぇ。
それにバニラアイス、バナナ、缶詰フルーツ(ミカン、パイン、モモ)、赤と緑の求肥、それに餡と寒天と赤えんどう豆。
“ゴールド”の名にふさわしく、目もあやな華麗なるあんみつです。
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とりあえずプリンをひと口味わう。

これが、
「!」
という味なのです。

ふつうのプリンとはひと味違って、プリン本体はしっかりと弾力性があり、カラメルはとっても濃厚でコクがあります。
おいし~い!!
超おいし~い!!!!
8
店のPRによれば、 〈母乳のよく出るプリン〉 だそうです。

ただね…、
若女将は「食後に」と言ったのにもかかわらず、ワタシがまだご飯を食べ終えていないというのに持ってきました。
店内は、ワタシのあとから入ってきた女性が一人いるだけで、そうてんてこ舞いでもないはずなのに。
タイミングを考えない店のサービスにちょっとムッ(心せまい)。

“人形町風鈴は平成13年(2001年)に当店の創業者初代鶯谷米蔵(寛永4年(1851年)生まれ)の生誕150年目のくぎりの年に販売を開始いたしました。「初代米蔵秘伝帳」の中の一品に「西洋風茶碗蒸菓子」という項目があり私自ら再現したのがこの商品でございます。”    -五代目店主の口上書きより-

四谷にある店主の菩提寺で発見された「初代米蔵秘伝帳」から再現したという人形町風鈴、なるほどなかなかの逸品でありました。
食事メニューも、茶飯、玉子焼きも食べてみたい。
先日、ほかのお客さんが食べていたおいなりさんも豪儀な大きさでした。
今日はちょっと慌しくデザートを食べましたが、今度はもっと落ち着いて味わえるといいな。

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