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清澄白河 深川宿の辰巳好み(深川めし)

9月だというのに、今日はまた朝からぎらぎらと太陽が照りつけて猛暑の土曜日。
清澄白河駅近くの深川宿(本店)へ、深川めしを食べに行きました。
このあいだ深川八幡店に入れなかったので、今日はそのリベンジです。
深川江戸資料館のお向かい、街路樹が落ち着いたたたずまいを見せる深川江戸資料館通りに店はあります。
ワタシは十数年前、ココに来ている筈なんだけどまったく記憶になし。
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暖簾をくぐって引き戸を開けると、一見して「狭い…」と、思う。
入口から向かって右側の小上がりに四人掛けの卓が二つ、そして手前には囲炉裏を囲む椅子席。
囲炉裏端にはそれぞれ二人ずつ座れるようになっていて、ワタシもそこに腰掛けましたがかなりぎうぎうです。

さて、「深川宿」のおしながきはわりと簡単です。
 ○深川めし(どんぶり)          1,890円        
 ○浜松風(炊き込み)           1,890円
 ○辰己好み(どんぶり・炊き込みセット)2,100円
   いずれも煮もの・お吸いもの・お新香・甘味付
      ※このほかに、店のパンフレットには〈島千鳥〉(玉子とじ)というのも載っていました。
 ○焼きあさり(串やき)            580円
 ○焼きはまぐり(串やき)            720円
 
オバさんがお品書きの説明をしてくれますが、ワタシはぶっかけと炊き込みの両方が味わえる辰己好み2,100円と決めてきました。
高いなあ、とは思うけど、地方に泊りがけで旅行に行くことを考えたらまあ安いものです。

左億は厨房になっていて、ハチマキ姿の大将2人ほか若い人が2、3人立ち働いています。
接客担当のオバさんは、女将さんのようです。
お膳が出てくるまでの間に、小さなお重に入ったお土産の試食を勧められます。
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右の二品は、あさりの佃煮と浅炊き。
佃煮のほうはよく煮てあって身が硬くしまっている。
こちらは二週間くらい日持ちするそうです。
左の三品は豆菓子など、手でつまんでぽりぽりと食べるお菓子。

いろいろとありますが…でもワタシはこれで気前がいい、とは思わない。
どうせおしながきの高いお値段に試食代も含まれているのだ。
それに、先客の様子を見ていると注文したお膳が出されるとこの試食品はオバがさっと下げて次のお客さんの前に出してしまう。
だからワタシも自分の注文が出てくる前に食べておかなきゃと浅ましくも考えて、とりあえずはしから一口ずつ口に入れましたが何だかせわしなかった。

◆深川めしの由来
 深川の佐賀、永代辺りは、江戸時代に猟師町として開けた所です。江戸前の魚貝類や海苔などを捕る猟師さんたちが大勢住んでおり付近では良質のアサリやカキが沢山捕れ、昔から深川名物とされていました。
 猟師さんたちは、捕れたてのアサリと、あり合わせの野菜を味噌で煮、ご飯の上に汁ごとかけたものを日常食としていました。これがぶっかけ飯とも呼ばれた深川めしの始まりです。
 此の「深川めし」は日本五大銘飯のひとつに数えられており、他には
忠七めし(埼玉)かやくめし(大阪)さよりめし(岐阜)うずめめし(島根)等があります。
 深川めし(どんぶり)は、忙しい漁の合間に手早く作れ、しかもおいしく栄養価の高いものをと考えた、猟師さんたちの知恵から生まれた素朴な食べ物です。
 深川めしの命は、なんといっても新鮮なアサリです。当店では、捕れたてのアサリを手早くむき身にし、十分に吟味した材料だけを使っておりますので味、質とも最良です。
 江戸時代から受け継いだ伝統の味を生かし、皆様にご満足をいただいております。またアサリを御飯と一緒にふっくらと炊き上げた深川めし(炊き込み)もございます。

◎農林水産省では、約1650料理の中から、『郷土料理百選』を選定しました。
 《農山漁村での歴史、文化的な価値》《保存・敬称への努力》などを基準に投票で決められ、東京は、くさや・深川丼が選ばれました。

         -店のパンフレットより-

〈辰巳好み〉のお膳が運ばれました。
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ぶっかけと炊き込みは色違いの丼に盛られています。
ワタシは以前ここと、森下の「みや古」で炊き込みの深川めしを食べましたが、ぶっかけは今日がお初です。
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松葉海苔がのった、味噌味のぶっかけ。
こちらは熱いうちにすぐかき回して下さいと口上が付きます。
写真を撮ったらすぐ言われたとおりまぜこねていただきます。
「味が、濃い…」
あさりと葱を味噌味で煮込んだ文字どおりの“ぶっかけめし”。
とにかくお味噌の味が濃くて、あさりの味とかあんまり分かりません。
まあ、昔の猟師さんが食べていたという味を体感する気分ではありましたけど。
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炊き込みご飯。
薄い醤油味の炊き込みご飯。
青葱のみじん切りと白ごまが散らしてあります。
こちらもあさりの粒々がたくさん入り、さっぱりとはしていますがご飯はちょっと固めでおこわのようでした。
ただ、やっぱりワタシには味噌味のぶっかけよりこちらの方が馴染めます。
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お吸いものはもずくと白髪葱を浮かせたお澄まし。
ほど良い塩加減がきいていて、この暑い陽気にさっぱりとさせてくれる味つけです。
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小鉢は椎茸・竹の子・かぼちゃの煮物、若布とねぎのぬた(酢味噌添え)
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香の物 きゅうりとかぶ
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親指の先くらいの大きさの、かわいいお団子。
ごまだれが垂らしてあります。
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甘味のくずきり。
ワタシがまだご飯を食べているというのに、店のオバは小さな半月盆を持ってきて、おしぼりの上にデンと置いていった。
(ワタシがまだ食べているのでお膳を下げるわけにもいかず、囲炉裏端のスペースは狭いので必然そうなる)
おいおい…。
ワタシは人に比べて食べる速度が遅いとは思っていないし、むしろ早いとさえ言える。
店内は満席で、外には待ち人の姿もぽつぽつ出るようになって忙しいのは分かるけど、狭いんだし、こっちの進行もあるていど見はからって次の品を出していただきたいものである。
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くずきりの上に見える緑色のモノは、練りきりのようなお菓子でした。
黒蜜に浸っています。
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深川宿の深川めし、悪くはなかったですが、最後のオバの給仕のやり方がやっぱりどうにもいただけない気分で店を出る。
こまめにお茶は注いでくれるし、客あしらいが悪いわけではないのですが…細かいところでもうちょっと気遣いが欲しかったです。

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