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2010年2月19日 (金)

草津温泉1日目

草津温泉に来ています。
最近いろいろあって遠出を控えていたので、旅行に出るのは昨年9月以来、実に5ヶ月ぶり。
一泊二日の短い旅だけど、今回は何よりもゆっくり温泉に浸かるのが目的です。

草津に着いたら、まずはTEA ROOM Yuki Usagiでティータイム。
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ここは湯畑へ降りる坂道の途中にあるお店。
美味しいお茶と手作りケーキがいただけるかわいい喫茶店です。
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Tea
シンプルミルクティー
600円とスコーン500円。
紅茶はポットサービス。
ミルクティーには普通の3倍の茶葉を使うのだそうで、薫り高く、まったりとした味わいです。
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紅茶によく合うスコーンはほのかに温められてあって、生クリームとマーマレード付き。
この生クリームがまた、すごく濃厚でおいしい。
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スコーンは横に二つにナイフを入れて、生クリームとマーマレードをたっぷり塗っていただきます。
幸せなひとときです…。

お昼は、温泉街から少し離れた場所にある、いいやま亭へ行きました。
草津温泉では唯一の釜飯のお店です。
お店は若夫婦お二人で切り盛りされているようです。
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やっぱりここは草津らしいものをということで、花いんげん釜飯1,150円を。
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20分ほど待って釜飯(単品)が登場。
お味噌汁と香の物つきです。
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大きな花いんげん豆は六粒。
甘い。ものすごく甘い…。
ワタシ、花いんげんは好物なんだけど…メインとしてはどうなのか!?と思わず考えてしまいました。
栗が一粒と、ご飯の中には椎茸なんかももぐっていました。
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ほど良く味がしみたご飯は旨い(ただし量は少な目)。
釜の底には、お焦げもちゃんとできています。
まあ、とはいえ一食の価値ありのお店ではありました。
とりあえず名物は食べたので、次回は、かに釜飯なんかをいただいてみたいな。

草津温泉には無料で利用できる共同浴場が18か所あります。
これはいいやま亭さんへ行く途中で見つけた地蔵の湯
まだ新しくてきれいな建物です。
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この地蔵の湯では、草津伝統の「時間湯」も行われています。
(建物内には、時間湯のテープが大音量で流れている)
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地蔵の湯前の広場に面して小さなお堂とお地蔵さんの像がありました。
ワタシなんかはお気楽な観光客だけど、深刻な病をかかえてお地蔵さんにすがる思いで湯治に来る人も多いんだろうな…。
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地蔵の湯には脱衣所と浴場の仕切りがありません。
戸をあけて、脱衣所の棚の下が一段高くなっていて、そこから足を一歩踏み出せばもうすぐそこが浴槽です。
上を見上げれば、湯気抜きの高い天井。
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硫黄の匂いがする、白い濁り湯。
少し熱いけど、気持ちがいいお湯でした。

湯畑に出ました。
閑散期でも、さすが草津温泉のシンボル。
ここにはいつも人で賑わっています。
足湯と手湯のある湯けむり亭が2月末まで工事中だったのが残念。
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手前に見える四角い枠は、将軍御汲上の湯枠
徳川八代将軍吉宗が草津の温泉を汲み上げ、樽に詰めて江戸まで運ばせたときにお湯を汲み上げた場所を示しているのだそうですが、まさか当時のままじゃないですよね!?
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温泉が勢いよく、惜しみなく贅沢に流れ落ちる湯滝
湯けむりがもうもうとたち上がり、滝つぼにはエメラルドグリーンのお湯がたたえられています。

草津温泉も、数ヶ月の間にお店の移り変わりがあるようですね。
湯畑のそばのイタトマが閉店したり、新しく縮緬細工のお店ができていたり…。
温泉街をそぞろ歩きしながら、西の河原公園へ。
あちこちから源泉が湧き出し、川となって流れ落ちています。
茶釜が沸騰するような音を立てて湯を吹き出していたという鬼の茶釜
人が近づくと音が止んだという伝説も残っているそうです。
 “わき出る湯口はわれもおそろしや 鬼の茶釜の湯土産噺”
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ここで思いがけなくもニホンカモシカに遭遇!!
慌ててカメラを取り出すも一足遅く、カモシカ君は雪が降り積もる山の奥に走って姿を消してしまいました。
はー、びっくりした~!
(ワタシ、今までにも白山の麓に行ったときと、遠野の山里を歩いていたときの二回、野生のカモシカに出遭ったことがあります)
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今年は東京でも何度か雪が降って寒い、寒いと思っていたけれど、コッチに来てみると意外や、去年の今頃より雪は少ないです。
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とはいえ鬼の相撲場はこのとおり雪に埋もれていました。
もっとも、去年はさらに雪深くてここまで歩いて辿り着けなかったのです。
 “見渡せば山の谷間の川探し怖くも鬼の相撲場にせん”

温泉街に戻って、茶房ぐーてらいぜ でお茶。
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熱いコーヒーとケーキで温まります。
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ガラス越しに湯畑の風景を眺めながらいただくケーキセット700円。
ブレンドコーヒーといちごタルト。
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みずみずしいいちごがタップリのったタルト。
タルトの台はしっかり焼き上げてあって、すごく硬いです。
(美味しいんだけど、ワタシ歯が悪いのでちょっと食べにくい…)

午後になると少し寒くなってきました。
白旗の湯に入って温まることにします。
湯畑のそばにあっていつも混んでいる共同浴場ですが、このときはたまたま空いていました。
白旗源泉の白い濁り湯が木の浴槽に溢れています。
熱い!けど、湯あたりはなめらか。
我慢してお湯の中でじっとしていると、身体がお湯に慣れてきて気持ちが良くなります。
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白旗の湯には大小二つの浴槽があって、コチラの小さい方の浴槽はさらにお湯が熱い。
だからみんなもう一つの浴槽に集中してしまうのです(そっちも熱いことは熱いのだけど)。
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共同浴場はたいてい天井が高く造られています。
塔窓から差し込んでくる明かりが気持ちがいい。
脱衣所と浴場の仕切りにある、飾りガラスもしゃれた感じです。

草津温泉のお宿はかんぽの宿 草津。
まずは何はともあれ、温泉に浸かります。
ここのお風呂は万代鉱源泉を引いています。
透明のお湯ですが、その効力たるや、ちょっとでも目に入ろうものならピリピリして痛くて、とても目なんか開けていられません。
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日のさんさんと明るい時分、温泉に浸かるのは気持ちがいい。
何がいいって、まだ普通の人が働いているうちからこんな極楽気分を味わうのが実にサイコーの気分です。

夜はゆっくりしたいので、早目に夕食の席に着きました。
①お造り
 海老とマグロとハマチ
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②生ビールをとっていただきま~す
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③西京焼とこんにゃくの白和え
 この焼魚は…ぶり?
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④茶碗蒸し
 三つ葉・海老・かまぼこ・銀杏入り。
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⑤かぼちゃと小豆のいとこ煮
 たこ、人参、インゲン豆
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⑥わかさぎとズッキーニの天ぷら
 薩摩芋と黄色のパプリカも。天ツユ付き。
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⑦豚肉の蒸篭蒸し
 赤いパプリカが乗ってはいますが…
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お肉の下には、こんなに野菜がもぐっていました。
ブロッコリー、じゃがいも、かぼちゃ、キャベツ、青梗菜?
ほくほくしたじゃがいもとしなしなになったキャベツが美味。
これだけもっと食べたい!
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⑧(別注)とうふステーキ(きのこソースかけ)
いわゆる揚げ出し風にした薄切りのお豆腐に、椎茸・えのき茸・しめじなどが入ったお醤油風味のあんかけソース。
生姜おろしとみぞれが味のアクセントです。
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⑨食事 ごはん・お味噌汁・香の物
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⑩デザート 木苺のゼリーとチーズケーキ
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ワタシはチーズケーキは好みませんが、これは半ばシャーベット状に凍っていてシャリシャリとした歯触りが楽しめました。
木苺ゼリーはちょっと酸っぱみがあって、いかにも高原の味。
手前にあるのは山桃の実と生クリーム。
以前はウチの玄関脇にも山桃があって、季節になるといっぱい実をつけていたことを思い出しました。

夕餉の後は大田垣晴子さんの『物見遊湯』を読みつつ、何度もお風呂から出たり入ったり。
この日はちょっと心疲れる出来事などがありはしましたが、傍目には罰当たりなほど暢気を堪能した一夜でありました。
 

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